2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧
アマゾンで、サイードの『フロイトと非-ヨーロッパ人』の翻訳書の頁をみていたら、読者からの評価が低いことを発見した。その翻訳の日本語に対してである。 まあ、こんなことを書くと、私自身の翻訳だって、どこかのサイトでは、ぼろくそに書かれているかも…
岩波文庫の新刊ビューヒナー『ヴォイツェク、ダントンの死、レンツ』岩淵達治訳を、購入した。というか10月に出版されていることを知らなかったのである。偶然、見かけた。ビューヒナーとの関係で、私はいつも遅れている。 『天才柳沢教授の生活』のテレビ版…
今日は、朝のワイドショー(26日日本テレビ)で、世界一の移植手術医師(日本人)の活動を紹介していた。みていてだんだん腹が立ったので、書くことにする。べつにその医師に反感を抱いたためではない。移植手術をめぐるシステムそのものが、あまりにも愚…
三百人劇場で『夏の夜の夢』を見てきた。三百人劇場も実は久しぶりだったのだが、劇団昴のシェイクスピア劇は、いかにも芝居を見た(よい意味で)という感じで、心地よかった。昨年池袋の芸術劇場中劇場でみたロイヤル・シェイクスピア・カンパニーの、ごみ置…
*藤 さまメールありがとうございます。 スキャンダルというタイトルだったので、 わくわくしながら見ていたら、 *橋という名前があったので、これは さぞかし学会の暴れん坊の本橋氏のスキャンダルか、 あるいは私の同僚のT氏の公金横領発覚か、 H氏の愛人…
理事選挙には、投票用紙が来ているにもかかわらず、気づかず、投票できなかったので、今回は、会長選挙用の投票用紙が届いたので、その日のうちに返信(つまり投票)した。私が選ばれた理事は、得票順位が示してあって、私の場合、なんとまあ中途半端な得票…
10月12日だったような気がする。記憶喪失気味なので、ちがっているかもしれない。午後8時から8時30分のあいだのこと。これも記憶が定かでないが、この時間帯であることはまちがいない。 私のところに珍しく電話。最初、声だけからでは、相手がわからず。名前…
村山敏勝氏が急逝された。思いがけない死に誰もが驚いている。 原因、その他は、情報が錯綜している。私は真相を知らない。 私のところには間接的にしか情報が伝わってこなかった。つまり私に対して直接伝えてくれる人はいなかったが、私の含まれるメーリン…
真昼の暗黒。本日、大学に行くために電車に乗った。12時27分。これでいくと大学への到着時間はどんなに遅くとも午後1時5分。1時10分からの授業にはじゅうぶん間に合う。 しかし12時30分を過ぎた頃に、人身事故のため停車しますとアナウンスがあった。列車は…
日曜日の催し物ネタの続き。 主催側の人から、休憩時間中、おばさまがご病気ですかというようなことを聞かれた。 ええ、皮膚に腫瘍のようなものができて云々と自然に受け答えができたのだが、本来ならそのときに異常事態に気づくべきだった。 伯母の皮膚の腫…
ようやく今日の悪夢が始まった場所にもどってきた安堵とともに、どっと疲れが押し寄せてきた。とはいえ今日の催し物の準備のために見ることにしていた映画のうち、『スリー・オブ・ハーツ』のDVD*1が届いていた。これでも観てから寝ることになるのだろうか。…
10月7日、東京大学現代文芸論立ち上げのための記念講演会というのに行ってきた。そのなかで沼野充義教授が、「象を呼べ」という話をされたが、この「象を呼べ」というのは、ハーヴァード大学におけるロマン・ヤコブソンンとナボコフの葛藤を示す逸話につ…
最近はわけのわからない事件が多い。 ある女性が自分の娘を殺した。しかし警察は、それを事故と認定。娘を殺した母親にしてみれば、警察が誤った認識をしてくれたので、一安心。殺人の容疑がかからなくて安堵するところ、自分で殺しておいた娘のことを、これ…
この世にいる人間は、二種類の人間に分けられる。学校によい思い出を持つ人間と、悪い思いでしか持たない人間、と。 私は高校時代によい思い出はない。高校時代の友達もいない。前にいた大学で、同級生が別の学部と教員となった。最初、挨拶されても誰だかわ…
ワイドスクランブル(テレビ朝日、正午頃)で、北海道滝川市の小学生6年生の女子がいじめを苦に自殺したことを市の教育委員会が隠していたことが取り上げられた。いじめを告発した遺書(そこにはいじめをした児童(複数)が名指しされていた)の内容を隠して…