2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧
日本英文学会では、来年度の評議員を決める選挙の準備が始まった。各支部から1名の評議員を出してもらい、計7名の評議員で評議員会が構成されるのが新体制なのだが、しかし、今年度は、英文学会の寄附行為(名称が異様かもしれないが、これは学会の「規則を…
盲者は映画を含む視覚芸術のなかでは特権的位置を占めている。もちろん、ある意味で、それ以上に、どのような地域、民族、国家の文化であっても、盲者の特権的位置はかわらないように思われる。視力を持たない人間の脆弱さと寄るべなさ、その絶望と悲惨は、…
ジョン・ウー監督『レッド・クリフ』は、どこからどうみても、ジョン・ウーの映画で、たしかに一定の作家スタイルを確立した点は、すごいといわざるをえない。そしてその作家性のなかに、物語的違和感とか矛盾とか、不透明性を、すべて包み込んでいるとでも…
姉、妹? 映画『ブーリン家の姉妹』のつづき。21日の夕刊をみると、いつものように映画の宣伝が掲載されていて、『ブーリン家の姉妹』も終了するシネコンも多いが、都内でロングランが決定したようで、たしかに、私が見たときも、週日の午後の早い時間帯にも…
本日、年金特別便が届けられた。職場ごとにまとめて配布されるもので、大学の研究室で受け取った。 で、あけてみたら、私は10年くらい前に、つまり現在の職場に就職してから、年金に加入したことになっていて、あとは真っ白。おいおい、この歳になって年金加…
昨日、日曜洋画劇場で『スーパーマン・リターンズ』(2006)を放映していた。すでにDVDで見ていたので(ブライアン・シンガーにはXメンの続編を撮ってもらいたかったので、このスーパーマン物は映画館ではなくレンタルしたDVDで見たにすぎない)、テレビでは見な…
前回は少し怒りすぎたので反省。まあロバートソンの本は、定評のある本で、グローバル化を考えるときの基本文献。参考にさせてもらった部分は多い。また前回のコメントからもわかるように、原著は、きわめて広範囲にわたって、英米圏の人文社会系の言論を渉…
グローバライゼーションについて勉強しようと、関連文献、基本的文献を読み始めた。最初にR.ロバートソンの『グローバリゼーション――地球文化の社会理論』(東京大学出版会1997)。翻訳者はすでに死去している。また以下の記述から、翻訳者の名前は明記しな…
『ブーリン家の姉妹』を見に行ったという学生(女性)から聞いた話――彼女の友人(女性)と、映画を見ようということになって、映画を見て楽しい気分になりたいという友人は、『ポニョ』か『パコ』を希望したのだけれども、『ブーリン家の姉妹』をどうしても…
久しぶりに妹に会った。実は、銀行のキャッシュカードを紛失したみたいで、銀行に届けて、いまカードが届くのを待っているところだと妹に話した。現金を引き出してから、どこへカードをしまったのかわからなくなった。もう年だから、物忘れがひどくなったと…