2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

タクシー

今日は仙台から東京へ新幹線に乗った。 ホテルの前で流しているタクシーをつかまえたのだが、東京などにくらべると、地方の都市ではタクシーがつかまえやすい。東京では、タクシー乗り場に、いかないとなかなか乗れないし、そのタクシー乗り場にも、タクシー…

ミネ・ハハ2

ジョン・アーヴィン監督の『ミネハハ』(日本語のタイトルは、・が入らないのでした)は、残酷な終わり方をしていて、原作あるいは『エコール』では、ぼかされていた状況なり結末を露骨に示したことで、評判が悪そうですが、しかし、あのような結末は、『エ…

ミネ・ハハ1

宮崎勤が昨日、死刑になったのですが、実は、私は、いまから20年くらい前に、宮崎勤が捕まった頃、宮崎勤に似ているといわれました。いえ、やっていることがではなく、というか、なにをやったのかは、またほんとうにやったのかは、いまでもわからないと私は…

13階段

昔、高野和明の『13階段』という小説を読んだら(映画化もされた)、日本における絞首刑の際には、13段の階段を登ることはないということが書いてあった。死刑囚に階段を登らせることはなく、ただ床が抜けるのである。 さらにいうと絞首刑とはいえ、実際には…

花男

20年ぶりくらいに、ブルームズ・デイを祝うことにした。祝うといっても、東京、渋谷のアイリッシュ・バーというかアイリッシュ・レストランで夜、学生と飲食をするということだけなのだが。 昔は、大学院の先輩たちと『ユリシーズ』の読書会をしていて、その流…

ハデス

Men in Black 本日、朝6時に起床。体調不良のまま8時30分の新幹線で、名古屋へ。葬儀に出席のため。 急逝の知らせに驚いた。58歳の若さで亡くなられたのもショックだったし、先月、下旬には広島の学会でお話したばかりだった。予期せぬことばかりだったが、…

英文学会新体制案7

支部体制の虚妄 もちろん、この1週間書いてきたことは、実現する見込みは、いまのところない。こうしたことがどこかで議論されているということもない。そのためファンタジーととらえていただければいいのだが、しかし、支部体制を推進している連中が、もし…

英文学会新体制案6

支部とは何か。現在の支部は、それぞれいろいろな問題をかかえている。構造的な問題として、支部活動の範囲が、英文学会の活動の範囲と同じならば問題ないが、そうではない場合もある。 ひとつは英文学会の活動よりも、支部活動の範囲が狭い場合。たとえば英…

英文学会新体制案5

地区代表選出 仮に地区会を形成することにして、最初に誰を地区代表にするかということを考えねばならない。これは理事会で、誰かを指定してもいいのだが、なかなかむつかしいかもしれない。こんなとき、現在の「支部」の代表を、地区会の会長あるいは代表に…

英文学会新体制案4

支部にはいらない人、そして複数の支部形成へ まず地区会には全員が割り振られるので、これを拒んだ場合は、英文学会会員であることを辞めるということである。また地区会の会費はゼロなので、事務的な振り分けを拒む会員はまずいないだろうと思われる。 「…

英文学会新体制案3

このように全員加入の地区会をつくり、それを評議員選挙の母体とする。しかし地区の活動は極力押さえるため、地区会員が不満に思う、あるいは物足りなさを感ずるかもしれない。 ただ、地区会は、活動しない(ほとんど活動しない)ため、地区会費を取らないの…

英文学会新体制案2

英文学会の会員を、その職場なり住居を基準として、機械的に、地区ごとにわりふり、全員を地区会員にする。 ほんとうは「支部」という言葉を使いたいのだが、使われているから、「地区」とか「地区会」とする。なお誤解のないように言っておくが、これは現在…

英文学会新体制案1

日本英文学会は、2009年度から新しい体制にかわることになっている。これは新しい法人組織に関する法律ができたために、組織の刷新を求められたからで、会員の活動そのものに変化があるわけではないが、組織形態がかわることは事実である。 新組織では、日本…

その名にちなんで

レオポルド・ブルームNHKの衛星放送で深夜放送した『レオポルド・ブルームへの手紙』と題された映画*1、テレビで見なかったのですが、映画そのものは知っています。あれはジョイスの『ユリシーズ』とは関係のない映画です。というか、直接関係はないのです。た…

さっぱりわややがな

学生と読んでいる英文学の作品で、鳩が地上の歩行者に向けて、うんち攻撃をしかけるという場面があって、そこで、以前、目の前に歩いている人が、鳩のうんち攻撃にあったところを目撃した経験について、ひとくさり。脱線。 大阪梅田の高架下の横断歩道で、信…