2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

Excitable Image 2

先の11月25日のExcitable Imageでは、ユダヤ人ギャグであって、差別的になっているので、たとえば宇宙人の母親と子供として考えてみる。この母子はどうみても宇宙人なのだが、子供のほうは自分が地球人だと思い込んでいて、母親から、おまえはほんとうは宇宙…

女たらしとしての芸術家の誕生

本日の映画会は、松井久子監督『レオニー』。驚くほどの重厚な歴史映画になっていて、『ユキエ』から『折り梅』へと続く映画製作は、ここにいたって、完成の域に達したのではなかという気がする。アルツハイマー病を扱った『ユキエ』は、感動的だったけれど…

行きずりの映画

忘れないうちに、映画『行きずりの街』の話を。死ぬまでに一度は、志水辰夫の文体で、書いてみたいと思っている。小説を書いたら、ただのものまねだけれども、論文なら、面白のではないか。一生に一度は書いてみたい。私の夢である。この記事も、シミタツと…

Excitable Image

20世紀初頭にヨーロッパで活躍した批評家にエドマンド・ブランデスという人物がいる。いまではあまり読まれていないと思うのだが、当時は絶大な人気と知名度を誇った人物である。そのブランデスが、子供の頃の思い出を書いている。 ある日、エドマンド坊やは…

なぜ学校を休ませない

群馬県桐生市の小学6年生、上村明子さんがいじめを苦に自殺した事件が、まだ尾を引いている。学校長が、その子の親を訪問したというが、いじめの報告については何も語らなかったという。 こういう痛ましい事件が報道されるたびに思うのだが、いじめられてい…

中間選挙

11月2日火曜日はアメリカでは中間選挙の投票日である。正直言って、私は気づいたのは、遅かったのだが、アメリカでは中間選挙も大統領選挙も、国政選挙は、火曜日にするということ、を。 皆が働いている火曜日に投票をする。となると、投票できない人も数多…

ストラヴィンスキー

先週土曜日には新国立劇場で、バレー公演をみたのだが、同じ土曜日には、そのあと映画館にも行ったので、とくに触れなかったのだが、ここで個人的なコメントを。 三本立て公演で、個人的には『火の鳥』が感銘深かった。よく知られている名作バレーだというこ…