Lord of Flies

**様

私たちの父方の祖母は神官とか巫女とかいう家系ではないものの、
神社とつながりがある家系だと教わってきました。
実は、母方の祖母も防府天満宮の神官ではないが、ゆかりの家の出身だと
いわれてきました。

最近、父方の祖母に関係があるかもしれない
津島神社について知ることがありました。
あそこに祀られているのはなんだか知っていますか。


牛頭天王(ごずてんのう)という神様です。
この神様は、日本の神話でいうところのスサノオ
インド伝来の牛の神様とが合体したもののようです。


天王というのは、東京の天王洲アイルもふくめて
スサノオと関係のある名称で、
津島神社の場合、その東の名古屋にある熱田神宮
関係しています。
熱田神宮に祀られているのは草薙の剣。
津島神社スサノオと、その剣を祀る熱田神宮とでペアになります。
またついでいえば、津島神社の西には
伊勢神宮があり、伊勢神宮といえば天照大神
アマテラスとスサノオは姉と弟の関係になりますから
これもペア。
姉と弟、これはバアルとアスタロテですね。


牛頭(ごず)というのは、
外からインドからやってきた神様で、
最初に「対馬」に渡ってきて、
その名残りが「津島」という名称に残っているとのこと。


この牛頭天王(ごずてんのう)は、
疫病の神様だが、同時に疫病をなおす神様でもあるという。
まあどちらかというと、まさに疫病神。
そして牛の頭。
この神様は頭部が牛で、
それ以外は人間の体のようで、
これが津島神社に祀られている。


西洋人がみたらびっくりするでしょうね。
牛の頭の人間といえば、
西洋では悪魔の姿そのものなのですから。
津島神社は、西洋人からみたら
悪魔の姿をした神様を祀っているのです。