スパイキッズ


13日金曜日の夜、テレビで映画『スパイキッズ』(日本テレビ)を放送していた。すぱいキッズとえば、姪の栞ちゃんが大好きな映画で、小学校の何かのアンケートに好きな映画『スパイキッズ2』と書いたらしい。


事の発端は、三部作になっている『スパイキッズ*1の三枚組のDVDを買ってあげたことによる。それまで映画『スパイキッズ』について何も知らなかった栞ちゃんは、最初から見始めて、完全にとりこになりました。とくに第二作『スパイキッズ2』はいたく気に入って、いまでも好きな映画ベスト1でありつづけている。


なぜ栞ちゃんがこの映画を好きなのか。ロベルト・ロドリゲスRobert Roriguez監督のそれまでのデスペラード系の映画とはうってかわった子供向け、家族向けのCGを多用した映画は、それだけで子供には面白いかもしれないが、子供ふたりのうち、お姉ちゃんのほうが、弟(馬鹿でドジで幼い)をリードするところが気に入っているのかもしれない。


私もこの映画を通して栞ちゃんを洗脳している。欧米の映画によくあるパタンだが、どこの家族にも、必ず独身のオジチャンたオバチャンがいて、その独身のオジチャンやオバチャンが、パパやママや、姪や甥を助けてくれるんだね。だから独身のオジチャンいい人だから大事にしないといけないよ、と。


ちなみに『スパイキッズ』には、パパ役のアントニオ・バンデラスの兄で独身の伯父ちゃんが、へんな発明品で姪と甥を助ける。あの役者(Danny Trejo)、基本的に悪人で悪役顔なのだが、『スパイキッズ』のほうでは、独身のよい伯父さんになっている(ちなみに『スパイキッズ2』ではパパやママの両親が出てきて、伯父さんの影は薄いが、『スパイキッズ3』では伯父さん再登場)。

*1:Spy Kids(2001), Spy Kids 2(2002), Spy Kids 3(2003).