そいそーす


NHKの「なっとく日本語塾」は、私のもっとも嫌いな番組で、天敵のような存在だが、17日の朝、6時30分前、ぼんやり見ていたら、鹿児島弁で「しょうゆ(醤油)」は「そい」というのだと言っていた。


え、それって、英語と同じじゃない。醤油は英語ではsoyとかsoy sauceという。大豆を英語でsoy beansというから、醤油も、大豆soy beansで作られるから、soy sauceとなったと理解していた。ところが、辞書で改めて調べてみると、soyの語源は日本語だという。


しかしsoy sauceの説明として、日本語のsho yuからきているという説明も、なぜ日本語のsho yuがsoyになったのかわからなかった。


もしそれが鹿児島弁の「そい」が英語に取り入れられたとするなら、納得がいく。幕末、薩摩藩と英国のつながりがあった。いまでもイギリスでは、日本の蜜柑(とくに小ぶりなもの)を「satsuma(さつま)」という名前で売っている。おそるべし薩摩藩というべきか。調べてみる価値はある。