タクシー


今日は仙台から東京へ新幹線に乗った。


ホテルの前で流しているタクシーをつかまえたのだが、東京などにくらべると、地方の都市ではタクシーがつかまえやすい。東京では、タクシー乗り場に、いかないとなかなか乗れないし、そのタクシー乗り場にも、タクシーがいなかったり、長蛇の列ができている。逆に言うと地方都市ではタクシーに乗る人が少なくて、タクシーが余っているのだろう。たいへんだろうなと思う。


で、私の乗ったタクシー、仙台駅が、すぐ目の前に見えてきたところで650円から730円に料金メーターが変化した。駅に到着する直前にメータがあがったのだが、まあ距離的にみて初乗り料金で行けるところよりもちょっと先に駅があるようなので、しかたがないかと思う。そしたら止まる直前、また810円にメーターが上がった。おいおい待たんかい。さっきメーターが上がったばかりじゃないか、こんなにすぐにメーターが上がるはずはない。タクシーの運転手が全員そうなのかどうかわからないが、止まる寸前にメーターの料金を上げるのだろう。しかし、直前にあがったばかりで、すぐにあがるはずはない。あるいはもっと自然にあげてよ。自動的にあげたら、おかしいじゃないかい。


そんなに高い料金ではなかったし、まあ知らん顔をした。運転手は、乗り込むと、愛想がよくて、いろいろ話しかけてきた。愛想のいい運転手に限って、道を知らなかったり、不正をしたりする。こちらがいちゃんもんをつけても、ぜったいに不正を認めないだろう。だが乗客には、わかっている。地元の人は、自分で車を運転しない場合は、公共交通機関を使う。タクシーには乗らない。


昨日、仙台についてからタクシーに乗った。運転手はべつにとくに話しかけてもこなかったが。そのときはホテルまで、730円だった。