ペクチン2
ジャムをいただいた。ブルーベリーとイチゴのジャムだったが、いつものように成分をみたら、ペクチンは入っていない。ペクチンが入っていないジャムは多いのだ。
あの先月テレビ「食彩の王国」で紹介されていた手作りイチゴ・ジャム。大きな鍋でイチゴに熱を通していて、最後の段階で白い粉をどさっと入れた。砂糖でも入れたのかと思ったたら、リンゴ由来のペクチンだということだった。ペクチンは安全な添加物で、医療用にも使われているらしい。粘り気を出すために食品に加えるらしいのだが、リンゴ由来のペクチンは、安全性も高い。またイチゴは、そもそもペクチンの含有量が低いので足してやるのだということだった。
しかし、昔はイチゴ・ジャムをペクチンを入れずに作っていただろうから、無理にペクチンを入れる必要はない。増粘多糖類という表示は大嫌いで、そんなものは入れるなといつも思う。せっかく手作りジャムをうたってるのなら、ペクチンなど使わなければいい。ペクチンなど使っていたら、市販の大量生産のジャムと全然変わらない。いんちぎ業者め*1。
その後、スーパーなどで、ジャムの成分を調べてみると、ペクチンを使わないジャムというのはけっこうある。ふつうのスーパーでも売られている。ほんと。そして今回いただいたジャム、高そうなのだけれども、ペクチンなしの無添加ジャムである*2。ペクチンなど使わなくても美味しいジャムはできる。ペクチン製造業者にふりまわされて、国民の健康が将来的に危機に瀕しても、もう遅いだから、食品添加物天国(実は地獄)をあらためるか。自己防衛するしかない。