改ざん2

27日に付けの朝日新聞夕刊の記事で、改ざんの手口が、はじめてわかった。フロッピーディスクの作成・変更の日付など、簡単に変えられるわけがないと思っていたら、それができるソフトがあるらしい。「タイムスタンプ変更機能」ソフトというらしく、ネット上で簡単に入手できるらしいのだが、そんなものがあるとは全く知らなかった。第一、用途がわからない。


記事によると、「新作ソフトの発売時などに見栄えをよくるため、ファイルの日時情報を統一するのに使う」あるいは「作成・更新した日時を他人に知られたくない場合」にも使われるらしい。まあ、いつも原稿はすでに出来ていると話しても、まだできていないときなど、たしかに便利かもしれない。今作ったファイルを、1ヶ月前に作ったファイルにみせかかけるのに便利かも。


あるいは「製作が納期を越えてしまった場合、ソフトを使って納期前に納めたようにつじつまを合わせる」ときにも使うとのこと。要は、姑息なごまかしか、見栄えで使うソフトのようで、その記事も指摘していたが、検察がそのソフトを知っていたこと自体、不思議。


あるいは不思議ではないのかもしれない。これまでさんざん改ざんしてきたのだろう。