大人の絵本


昨日、ホテルに帰って寝る前に、テレビをみていたら、「もしもしピエロ」のCMがみえた。ああ、「もしもしピエロ」――いまでもそのネーミングの由来はわからないが――、なつかしいな。そう、それはかつて全国でも放送されていた(関東圏では埼玉テレビとかTVKだったと記憶するが)、あの伝説的な番組「大人の絵本」のスポンサーだった。


「大人の絵本」はさすがにもうやっていないと思うが、内容は、同じような番組で、成人向けアダルトDVDの宣伝をしていた。しかし、紹介するDVDの一部として、女性がセックスしてあえいでいる映像をほんの数秒でも流すというのには驚いた。いくら深夜でも関東圏ではそれはない。私は一瞬、ホテルの成人向けテレビのスイッチをまちがって入れたのかとあせった。


ちなみにホテルのテレビで有料のアダルト映像は絶対に見ない。ホテルに泊まるときに職業などを書かないのだが、時々、まちがって書いてしまうことがある。自分の勤務先が知れて、たとえ面白半分とはいえ、そんなものを見ていたたら、後が怖いような気がして。


翌朝、ワイドショーをみていたら、司会者が大麻疑惑の件で、かなり怒っていた。最初、コメンテーターとスタジオで本気で喧嘩しているのかと思ったくらいである。実際にはスポーツ関係のコメンテイターにむかって角界大麻疑惑について、怒っているだけで、そのコメンテイターは角界の代表でもなければ、大麻疑惑の関係者でもなく、ただスポーツ全般のコメンテイター。いきり立っている司会者に対して、冷静にコメントをしていたが、あとで、他のコメンテイターから、この人、汗びっしょりですといわれていた。みると顔から汗が噴きでいた。


いや、べつに自分が叱られているわけではないにしても、あの剣幕は、なんだか強烈に叱られているように聞こえて、それは汗もかくわい。他のコメンテイターから、月曜日はいつもこうですからと、しかたありませんよと、慰められていたのだが、え、毎週? う〜ん、不思議関西。


今日は朝食も抜きで朝早くでかけるのだが、出かけにテレビを消そうとしたら、ミヤネヤが出ている。え、関西では朝からミヤネヤが出ているの?と驚いた。