2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧

ボリビアから来た少年

1 **様 本日、大学で修士論文の個人面接のあと、時間が余ったので、映画を見に行きました。 銀座テアトルシネマで『敵こそ我が友−−戦犯クラウス・バルビーの3つの人生』*1というドキュメンタリ映画です。7月26日土曜日から公開。監督は、昨年日本で公開…

CM二題

テレビでぼんやりCMを見ていたら、おかしいと思うCMがふたつあった。 1 味の素のコマーシャルで、味の素はさとうきびから作られる――サトウキビを発酵させてからつくるというメッセージが入っている。それは正しいことなのだろうが、だから味の素は「化学調…

クレーマー

土曜日の午後、郵便局に郵便物を出しに行った。私が差し出した郵便物の処理を待っている間、老人がやってきて、「これは誤配で、うちに入ってきたのだけれど、どうしたらいいのか」と、窓口で文句を言っている。 郵便局の係員がそれを受け取って調べたあと、…

かもめが死んだ

かもめというのは、海、あるいは海辺に住んでいると思っていたら、陸地にも住んでいる。ユリカモメは陸地にも飛来するそうだが、かもめも、渡り鳥なので、陸地にも飛来するということか。それにしても英語でSeagullというように、かもめには海・海辺のイメー…

No Country for Young Men

ポール・ハギスの『父親たちの星条旗』(クリント・イーストウッド監督)の脚本は、アメリカ中心的な世界観ながら、戦争そのものを脱構築した衝撃的な内容で、圧倒された記憶がある。 第二次世界大戦中、硫黄島での日本軍とアメリカ軍の戦闘において、アメリカ…

プライス

新劇の翻訳劇、いえ新劇でなくても翻訳劇一般というのは、日本人が、外国人(たいては白人)に扮して、相手をジャックとかベティとか呼びあって、たとえいくら着ているものが洋装であっても、また身ぶりがなんとなく外国人であっても、どうみても日本人にし…

クィア・ファミリーの夢

本日は淵野辺での用件を終えて、池袋に到着したら、時間があったのでシネ・リーブルで映画。上映直前だったので、午後6時35分の『イースタン・プロミス』が満席に近かったら、6時55分の『JUNO』にしようと考えていたら、金曜日の夜なのに、同じフロアのレスト…

光は東より

6月29日仙台で話をしたとき、あとで外国人の女性から質問というかコメントをもらった。その女性は、私よりも日本語が上手く―まあ私の日本語はひどいものだから、比較しても意味がないかもしれないが、その流暢な日本語は、Small Japanese, less Englishの私…

愚かさに国境はない:バカ見出し

これは悪意があるのか、ただのバカなのかよくわからないが、いまネット上で、こういうニュースが流れている。 <世界の腐敗国家>中国73位・日本13位2008年6月29日、ドイツのベルリンに本部を置く非政府組織(NGO)「トランスパレンシー・インターナショナル(T…