2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

Love will tear us apart.

サリンジャーが死んだ日に、この映画をみるというのも、なにかの因縁かもしれない。一度見ておこうと考えていて、結局、見るのが本日まで、延び延びになった。それも偶然に。たまたま時間があいたからというのも、因縁めいている。『(500)日のサマー』(500…

あなたに不利な証拠として

*あなたの不利な証拠として 昨日、ミステリーの評価にはいい加減なものが多いと書いたが、もちろん、それは一般論ではなく、たまたま気づいた本が一冊あったということだ。ローリー・ドラモンド『あなたの不利な証拠として』駒月雅子訳(ハヤカワ文庫)は、…

女嫌い

というタイトル(原題)を見てきた*1。この映画、予告編を見たときから気になっていた映画で、どういうことかといえば、過去に起きた謎の失踪事件を調査するなかで徐々に真実があぶりだされるというミステリーといえる内容の映画で、その重厚な映像とあいま…

注番号

日本人が書いたある本に、アメリカから短い序文が寄せられた。以前、もう20世紀のことになるが、その翻訳を頼まれて、訳出したことがある。短いものだったし、断る理由もみつからなかったから。 そしてその本が、今度は文庫になるということで、訳文をあらた…

本務校で非常勤を

え、もう一度、確認させてもらいますが、 その人は、非常勤講師でありながら、授業を自分の大学でしたのですか。 授業のあと、その先生は学生をつれて駅の近くで夕食会をして あなたも参加したのとのことですが、 あなたの記憶では、 場所は、あなたのいた大…

名駅

これは「な・えき」ではなく、「めいえき」と読む。 秘密のケンミン・ショーのスペシャルで、名古屋駅のことを名駅(めいえき)と言ってしまうのは愛知県民しかいなという、県民の秘密が披瀝されていた。まあたしかにそうだろう。名駅と聞いて、これが名古屋…

ウルヴァリン

ウルヴァリンといってもXmenの話じゃないし、昨年公開された映画の話でもなくレイモンド・ウィリアムズの話。 正月になってふとDai Smithのレイモンド・ウィリアムズの評判の伝記をまだ買っていても読んでいないことを発見。ぱらぱらとめくっていたら、第2次…

医師の判断

藤井財務大臣が辞意をもらし、今後、職に留まるかどうかは医師の判断を待つということになったが、しかし、医師の判断は待つまでもないだろう。藤井大臣は高齢だし、高齢であれば誰もが持病のひとつやふたつある。たとえ持病がなくても、健康診断すれば、高…

年賀状の仕分け

まあ私個人ばかりではないと思うのだが、私にとって年賀状ほど面倒なものはない。トラウマにでなっているようで、年賀状は毎年なかなか書けない。私に家族があった頃は、いつも、早く年賀状を書くようにといわれつづけてきたのだが、そして毎年、今年こそは…

新年あけまして

新年明けましておめでとうございます。 こう書くと、明けるのは旧年だから、新年が明けてしまっては来年2011年になってしまうと、したり顔にいう、大バカ野郎がいると思うと、新年早々、むかついてくる。いったいいつから日本人は日本語を忘れるように、洗脳…