9 lives

5月14日のシルヴァーの落胆から立ち直れないまま、再び、新宿ピカデリーへ。日曜日の午後なので、若い人たちが多い。たしかに金曜日の午前中とは年齢人口が違う。金曜日の午前中は私は若造だったが、今日はシルヴァーである。映画会できている。幹事は観る前…

Walking Shadow

『タイタンの戦い』 3Dの『タイタンの戦い』をみる。まあ、レイ・ハリーハウゼンがプロデュースした『タイタンの戦い』(1981)のリメイクとしてみると、プロデュースそのものもリメイクしているところが面白い。前作でもゼウス役のローレンス・オリヴィエをは…

イカ墨汁

研究会のあと、いつものように宴会に。今回は、前に行った沖縄料理店で。そこでハイライトになるのがイカ墨ヤキソバのはずだった。またメニューを見ると、「イカ墨汁」とある。これって二通りに読めるという研究会メンバーがいて、つまり「イカ墨の汁」か、…

最終定理?

私は数学については全く無知だが、去年か一昨年、フェルマーの最終定理に関する本を読んだことがある。もちろん素人向けの、数式を使わない本で、フェルマーの最終定理の証明がいかにたいへんだったかは書いてあるが、どのように証明されたのかについては、…

女性にやさしい男性のことをフェミストというバカがいまだにいる。使い方間違っているし、古いし。

血:エリザベス(イントロ)小学生を含む、若い男女に混じって、『銀魂』劇場版を立川の映画館でみてきた(立川は私の地元ではない)。たぶん、私が最高齢だったのでは? 人気を反映して前列までほぼ満席状態で、ギャグの受けもいい。全然、すべっていない。…

全員に返信

よく出欠の返事をメールで全員に送信している人がいるが、操作ミスならまだしも、全員に送信するのはおかしいといわれことがある。その時、操作ミスで一人だけに送ってしまうことがあるが、出欠の返事は、全員に出すのがふつうだと思っていた私は、出欠は全…

人見知り教師2

たまたまある同業者と話をすることになって、そのなかでさまざまに語られた他愛ない話題の中に、ふたりは別世界に住んでいることを痛感した話題(正確にいえば私のほうが別世界に住んでいることを痛感した話題)があった。 たとえば、テレビなどで、いろいろ…

Mileage, My life

沢尻えりかが、メールで夫に離婚意志を伝えたといことで話題になっている。それって『マイラフ、マイレージ』の世界ではないなか。映画の物語は、会社がリストラ対象の特定の社員に解雇を通知するとき、それを代行する業者で働く男(ジョージ・クルーニー)の…

防衛機構

ネタバラシはしないつもりですが、ついついネタをばらしているところがあるかもしれないので、『シャッターアイランド』の原作あるいは映画をご覧になってから読んでください。 映画『シャッター・アイランド』は、原作を読んでから見たので、二度目に見たよ…

ニューヨーク・マラソン

1) パン屋襲撃 廣瀬満雄氏は、パンの発酵時に歌を聞かせることで有名な手作りパン製造業者で、18日の夜のテレビ東京の『料理の怪人』でも紹介され、その歌声を披露していた。まあ今でこそパン生地にむかって歌を聞かせるへんな、とはいえ人のよさそうなオヤ…

鈴音がうるさくて

昨年のことだが、ある人と話していたら、その人は、マイケル・ジャクソンのリハーサル映画に感銘を受け、たぶんマイケル・ジャクソンのファンでもあって、映画を超えたところにあるマイケル像も崇拝的にみていたのだが、これに足して、私は、あの映画のどこが…

Moonstruck

この記事は4月11日にアップしている。ほんとうは映画The Moon(月に囚われた男)の公開前にアップしておきたかったのだが、できず。公開前にすでにDVDで見ていたのだが、これではまるで4月10日に映画館でみてきたにもかかわらず、それ以前に見たようなかたち…

死角―ブラインド・サイド

最近というか春休みには、両側の席が埋まっている、ほぼ満席状態で映画をみることが多かったので、久しぶりに、シネコンで『しあわせの隠れ場所』The Blind Side(2009)をみた(ポイントがたまっているので今回は無料)。劇場に入ったら、女性が一人で、あと…

**老人

ボケ老人ということである。誰が、私である。最近は、忘れ物をしたと思い、引き換えしたところ、忘れ物を確認したまではよかったが、べつのことに気をとられ、結局、忘れ物をしてまた出てくるといった類のボケが多いのだが、本日、学部のガイダンスで、学生…

Brokedown Palace

中国から日本に麻薬を持ち出そうとして逮捕された日本人が中国で死刑になった。その理由については解せない日本人がたくさんいてもおかしくないだろう。中国にはアヘン戦争の歴史があるからと説明もされているのだが、そんなあほらしい理由はあるのか。中国…

ポテトサラダ

以前、4月1日のアメトーク三時間スペシャルのあと、深夜の通常版アメトークは、ポテトサラダ芸人。それをぼんやりみていたら、さすがにポテトサラダが食べたくなった。そしてそれはようやく昨日4日(日曜日)に実現した。 日曜日までずれこんだのは、材料を…

Bright Star, would I were steadfast as thou art.

2月には『ハート・ロッカー』が、日本で公開されることを映画館で知って驚いたのだが、どうも日本の映画公開情報に疎くて、いつも驚かされているのだが、The Moon(邦題『月に囚われた男』)も近日公開であることを新聞の広告で知って驚いたが、今週は、映画…

隠れゲイ映画

卒業式の謝恩会で知り合いの卒業生から、隠れゲイ映画が好きなのだが、よい映画はないかと聞かれて、『フィリップ、君を愛している』は、これは、隠れどころか、エクスプリシットなゲイ映画だから、ちがう。とそこで、そうだということで、いま上映している…

人見知り教師

1 本日から英文科の主任の仕事が入る。このブログも、主任日記にしようかとも思ったのだが、主任といってもローテーションでまわってくるものであり、また書くことといったら、愚痴と失敗談ばかりで、愚痴は書いていると面白いが読んでいても面白くないし、…

I Love You John Watson

えー、今回、復活映画会の第二回目も終わり、幹事の方、お世話になりました。ありがとうございます。 ガイ・リッチー監督『シャーロック・ホームズ』(2009)、楽しく見させていただきました。私が前にいた大学で、卒業論文にシャーロック・ホームズ物を扱った女…

Man on Wire

午前4時起床:本日予定している講演の原稿をPCで書く。正確にいうと、講演原稿ではなくて、講演の際に配るレジュメと資料をPCで作成する。これまで時間がなくて、はじめて作ることになる。まあ昼ごろまでに完成すればいい。またゼロからとはいえ、話す内…

米国アカデミー賞

アカデミー賞がキャスリン・ビグローの『ハート・ロッカー』に決まった。多くの部門を総なめしたから実質的にグランプリと言っていい。エンターテイメントとしても映画芸術としてもすぐれた作品を世に送り出してきたキャスリン・ビグロー監督の映画が、これを…

日本アカデミー賞

アカデミー賞にはグランプリというのがないので、どの映画がその年度で最高の栄誉を獲得したかは、わからないのだが、まあ、日本アカデミー賞の場合、今年度は『沈まぬ太陽』がグランプリということだろう。 『沈まぬ太陽』が受賞したことについては、感慨ぶ…

ペクチン2

ジャムをいただいた。ブルーベリーとイチゴのジャムだったが、いつものように成分をみたら、ペクチンは入っていない。ペクチンが入っていないジャムは多いのだ。 あの先月テレビ「食彩の王国」で紹介されていた手作りイチゴ・ジャム。大きな鍋でイチゴに熱を…

アル中な日々 3

今週の初めのことだが、ある学生が私に会いに大学に来ると連絡してきた。それはそれで、いいのだが、まあこちらのほうに用があるか、あるいはなにか観光旅行にでも来るのかもしれないと考えた。ちなみに私の大学は観光名所となっていて、土日ともなれば一般…

戦争中毒 ハートロッカー 3

イラク戦域という場合、英語ではtheatreを使う。世界地図も英語ではtheatre of the worldあるいはworld theatreと表記することもあるから、theatreの意味範囲は広い。そして語源的意味とは関係ないかもしれないが、いつしか英語話者のなかでは、戦争と劇場が…

アル中な日々2 酒を飲んでアホになる

筒井康隆著『アホの壁』(新潮新書)を読んでいたら、アホについての概念がよくわからない。述べられている実例を検討するしかないのだが、最初に出てくるのが、あらたまった場所でスピーチを求められた人間が、空気を読まないということではないのだが、自…

戦争中毒 ハートロッカー 2

『ハートロッカー』から少し離れ、最後に戻るのだが−− 今回のアカデミー騒動というか、キャスリン・ビグローとジェイムズ・キャメロンという元夫婦の監督の作品が受賞を争いを繰り広げていて、すでにイギリスでは『ハートロッカー』が最優秀作品賞に輝いたと…

ペクチン

本日『食彩の王国』という番組をみていたら、イチゴの手作りジャムを製造して販売している業者の作業を映像で紹介していた。旬のイチゴを大きな鍋で煮詰めてジャムをつくるのだが、最後に、鍋のなかに白い粉を大量に投入していた。まさか砂糖? 手作りジャム…

戦争中毒 ハートロッカー1

本日、仕事のあと映画館に座ったら、『ハート・ロッカー』の予告編に出会い驚いた。え、上映するのか。しかもこの映画館でも3月6日から。2009年にはいろいろな賞を受賞し、アカデミー賞にもノミネートされているのだから、いつか日本でも上映すると思ってい…